<ウナリ叢書-奄美新時代の女性たち->
ウナリ叢書とは・・・
奄美は古来ウナリ神(女性神)の島と言われている。
島の内外において、さまざまな分野で活躍する奄美の女性たちにスポットをあて、
その活動内容や人間的魅力を広く紹介していくシリーズ。
奄美を書き続ける作家、出水沢藍子が一貫して取材執筆を担当する。
ご注文は、お近くの書店かこちらからどうぞ。
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1 豊島田鶴子物語 『はまんやの光りを受けて』
定価1500円 ISBN4-902212-03-XC0023
台湾で終戦を迎えた少女、田鶴子は家族とともに両親の故郷、奄美大島に引き揚げた。母亡き後教員職につき多くの弟妹を育て上げた田鶴子。今は母の心で奄美を見つめる。
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2 大原タツ子物語 『緑の風にスニーカー』
定価1500円 ISBN4-902212-11-0-C0023
名瀬保健所第一号栄養士として戦後の食の立て直しに奔走。県農協中央会では農村の女性たちと共に、よりよい暮らしの実現に取り組む。
難問解決達人・タツ子さんの足元はいつものスニーカー。
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3 ペイス・重武・テルコ物語『軍政下に咲いた花』
定価1500円 ISBN4-902212-18-8 C0023
戦後8年間、奄美は米軍政下におかれた。そんな時代、焦土と化した名瀬の町で、密かに結ばれた米兵チャールズとテルコの愛。アメリカに移り住んで50数年、テルコは学び続け、チャールズは彼女を支えた。日米親善に心を注いできた二人を同郷の作家が取材、ここに書き下ろす。
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4 財部ツキエ物語 『仏燈は消えず』
定価1500円 ISBN978-4-902212-33-4 C0095
名瀬大正寺三代目住職 財部ツキエ。大正初期、熊本に生まれ両親と共にサンフランシスコで幼少期を過ごしたツキエは海外開教使に憧れた。仏の道を説いて生きることを決意し、布教使として全国を歩き、縁あって26歳で名瀬大正寺に嫁ぐ。僧門の勤めのかたわら、奄美婦人会を盛り上げ、復帰運動、女性の地位向上に尽力した81年の生涯。
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新刊 5 徳田秀子物語 『塩一升の女』
定価1500円 ISBN978-4-902212-44-0 C0095
塩一升とは、「毎日塩を一升使うほどの繁栄」を意味し、秀子が嫁いだ徳田家の祖父が、義母マツに残した言葉である。終戦後の徳之島で空腹の幼少期を過ごした少女は、いつの日か「塩一升の女」になることを誓った。あれから60年、少女のたどった試練の道とは?